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ウクライナ侵攻が始まった プーチン氏の攻撃性は追い詰められたヒグマの防衛本能か
「ロシアはキエフのコストを高めるために領土を奪うことも選択できるが、最終的な目的ではないだろう。ロシアの優れた射撃能力を発揮させるか、短期間の懲罰的攻撃を行い、計画的に撤退することで目的を達成できる可能性がある。これらの選択肢は、より広い領土を占領するための大規模な侵攻に比べて、リスクとコストが少なくて済む」とリー氏は分析している。
歴史的な同胞のロシア人、ベラルーシ人、ウクライナ人を統合させると言えば聞こえは良いが、プーチン氏の本心は果たしてそうだろうか。米英を中心とするNATO加盟国のウクライナへの武器供与、トルコからウクライナに提供された無人戦闘機による親露派支配地域への攻撃、英駆逐艦のクリミア沖航行がプーチン氏を極限にまで追い詰め、彼の防衛本能を爆発させてしまったのかもしれない。
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