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サッカー界は「言論の自由」を抑圧する国に手を貸している
同様に、プーチン政権を批判していたジャーナリストのアレクサンドル・リトビネンコ(英国籍でもあった)が2006年にロンドンで放射性物質ポロニウムにより毒殺された事件や、同年に英南部ソールズベリーで神経剤ノビチョクにより1人が死亡、4人が重症を負った事件があったにもかかわらず、2018年のワールドカップ・ロシア大会をボイコットする選手などいなかった。
サッカーだけではない。僕がただ指摘したいのは、僕たちが愛するスポーツが、不道徳な政権のイメージ払拭にいかに手を貸しているか、ということだ。
ノルウェーのノーベル委員会が危険を省みず重要な役割を果たしたジャーナリストを称える一方で、イギリスでは名声高きプレミアリーグがジャーナリストを殺害した体制に由緒正しいクラブの買収を許すという皮肉に満ちたタイミングのおかげで。
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