仏、敵対行為中は不参加 ホルムズ海峡護衛任務=大統領
マクロン仏大統領(右)。17日、パリで撮影(2026年 ロイター/Benoit Tessier/Pool)
John Irish Michel Rose
[ パリ 17日 ロイター] - マクロン仏大統領は17日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を通過する船舶を護衛する任務には参加しないとし、ホルムズ海峡におけるフランスの役割は中東での敵対行為終結後に限られると改めて表明した。フランスが護衛に協力する意向だとしたトランプ米大統領の発言を否定した。
トランプ氏は16日、マクロン氏がホルムズ海峡の封鎖解除に向けて協力する意向を示したと述べていた。
マクロン氏は閣議の冒頭で「フランスは紛争の当事国ではないため、現状においてホルムズ海峡の再開や解放に向けた作戦には決して参加しない」と述べた。
その上で「状況が落ち着けば、つまり主要な爆撃が終息すれば、他国と共に護衛体制の責任を引き受ける用意がある」と述べた。
仏当局者によると、同国は安全保障情勢が安定した段階で、米国が関与しない形でホルムズ海峡の安全を確保するための連合を組織する独自の取り組みを進めている。
最終的に軍の艦船がタンカーや商船を護衛する計画を策定することを目指し、過去1週間に欧州や湾岸アラブ諸国、インドを含むアジア諸国とすでに協議を行ったという。
当局者は「政治的、技術的な側面を含む複雑な取り組みで、保険会社や運航担当者を含む海上輸送に関わるすべての関係者が関与し、われわれが構築せねばならないものだ」とし、「この取り組みにはイランとの協議と緊張緩和が必要になる」と述べた。
また、仏軍当局者は「われわれは米国とイスラエルの作戦とは関係のない措置を取っている。米国とは独立して行動している」と強調。「ホルムズ海峡を武力で再開しようとする試みには、いかなる仏資産も投入しない。ホルムズ海峡の安全を守るためのいかなる作戦も、停戦または敵対行為の削減に加え、イランとの事前交渉が必要になる。必然的に国際的かつ共同の作戦になるだろう」と述べた。
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