アマゾンのクラウド部門売上高、AI追い風に6000億ドル到達も=CEO
1月12日、米ニューヨークで開催されたイベントで掲げられたAWSのロゴ。REUTERS/Kylie Cooper/File Photo
Greg Bensinger
[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムのアンディー・ジャシー最高経営責任者(CEO)は17日、クラウド部門AWSの年間売上高が人工知能(AI)のおかげで2036年までに自身による従来想定の2倍の6000億ドルに達する可能性があるとの見方を示した。
経営陣が全従業員向けに経営方針などを直接共有するために開催した全社会議(オールハンズ・ミーティング)における発言内容をロイターが確認した。
ジャシー氏は「私は過去数年間、このままのペースで推移すればAWSの年間売上高がこの先10年で3000億ドルに到達できると考えてきた。(しかし)AI分野で起きている事態によってAWS(の売上高)は少なくともその2倍になってもおかしくないと思っている」と述べた。
AWSは25年の売上高が前年比19%増の1287億ドルだった。ジャシー氏の見通しは、今後10年で毎年17%近くの増収率になることを示している。
アマゾンは今年、主としてAI開発と関連インフラに2000億ドルを投じる計画。市場はこれを嫌気し、株価は急落した。
ただジャシー氏は全社会議で「AIは極めて大規模な事業を構築できる、これまでにないチャンスを与えてくれる。われわれは非常に明確で重要な需要のシグナルも目にしている」と語り、単なるAIへの「期待」ではなく、実需を見越して投資をしていると強調した。
さらに「AWSがより急速に成長するほど、短期的により多くの設備投資が必要になる。土地、建物、半導体、サーバー、ネットワーク機器などに先行投資しなければならないからだ。収益化の数年前からそうした投資を行うことを迫られている」と説明した。





