英ウクライナ、ドローン輸出で連携 首脳会談で合意
写真はスターマー英首相とウクライナのゼレンスキー大統領。2025年12月、ロンドンで撮影。REUTERS/Isabel Infantes
Sarah Young
[ロンドン 17日 ロイター] - 英国とウクライナは17日、ドローン(無人機)技術の海外販売に向けて協力することで合意した。イランでの戦争による原油価格高騰がロシアに恩恵をもたらす中、ウクライナへの支援を強化する。
ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、ロンドンでスターマー英首相と会談した。世界の関心が中東へと移る中、欧州の指導者らはウクライナ情勢に引き続き注力したい考えだ。会談には北大西洋条約機構(NATO)ルッテ事務総長も加わり、ドローンや関連技術、欧州・大西洋の安全保障について協議した。
ロシアによるウクライナへの全面侵攻から4年が経過し、ウクライナはドローンおよび対ドローン技術で世界をリードする存在となった。
英国はウクライナがその地位を活用し、イランから定期的な攻撃を受けている湾岸諸国を支援できるようにしたい考えだ。
ゼレンスキー氏は米国を含むパートナー諸国の要請に応じて200人以上のウクライナ人が中東および湾岸地域に派遣されていると述べた。
さらに、これは米国に提案した広範なドローン協定の一環で、ウクライナは全てのパートナーに対し同様の取り決めを提供する用意があると表明した。
英首相府の声明によると、スターマー氏とゼレンスキー氏は、ドローンの供給を拡大し、戦場での人工知能(AI)の効果的な活用を確実にすることを目的とした新たな軍事・産業パートナーシップで合意した。
ウクライナのドローン技術と英国の製造基盤を組み合わせることで、ドローンの供給を拡大するという。
ドローン分野で第三国との協力機会も模索する。英国はまた、前線でのAI活用を視野に、ウクライナに新設されるAIセンターに50万ポンド(約66万ドル)を投資することも発表した。





