コラム

「絆は維持できますか?」養子に出した娘がカナダに行ってしまったら

2020年11月06日(金)19時55分

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY GLOBALMOMENTS/ISTOCK/GETTY IMAGES PLUS

<大学時代に関係を持った黒人男性との間に生まれた娘が今年で5歳に。養父母の了解の下で交流を続けていますが、昨今の黒人差別と今後のことを憂慮して養父母は娘と一緒にカナダへ引っ越すことに。つながり続けるにはどうすればいい?>

Q:私は大学時代に一夜限りの関係を持ち、妊娠し、出産した子供を養子に出しました。いま娘は5歳で、養父母の了解の下で交流を持っています。コロナ禍の自己隔離中も定期的にビデオチャットをしていました。

私は白人ですが、関係を持った相手は黒人でした。娘の養父母は最近黒人の知り合いが警察にひどい扱いを受けたため、娘の今後を心配して、2人の出身地であるカナダに帰ることを決めました。カナダの祖父母もいい人たちですし、娘にとってはとてもいいことだと思うのですが、私はつらいです。娘はビデオチャットを嫌々やっていたように見えますし、国境を超えたら娘との絆を維持できるのか分かりません。どうすればいいでしょう。

── 胸が痛い実母

プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米GM、1200人超削減へ EV関連工場で=現地紙

ワールド

ロシア特使「和平への道歩んでいる」、1年以内に戦争

ビジネス

カナダ中銀、2会合連続で0.25%利下げ 利下げサ

ビジネス

イスラエル、ガザ停戦協定の履行再開と表明 空爆で1
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    コレがなければ「進次郎が首相」?...高市早苗を総理に押し上げた「2つの要因」、流れを変えたカーク「参政党演説」
  • 3
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」にSNS震撼、誰もが恐れる「その正体」とは?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【クイズ】開館が近づく「大エジプト博物館」...総工…
  • 6
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 7
    リチウムイオンバッテリー火災で国家クラウドが炎上─…
  • 8
    怒れるトランプが息の根を止めようとしている、プー…
  • 9
    「ランナーズハイ」から覚めたイスラエルが直面する…
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 7
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 8
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 9
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 10
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story