A:不満はよく分かります。犬との暮らしは特別な喜びをもたらしてくれるし、犬を飼いたがらない人の気持ちなんて、犬好きには理解できないでしょう。

「飼ってしまえば何とかなる」という戦略はかなり一般的です。かつてはペットを飼う気などなかったのに、今やプードルにメロメロになったおじさんたちの投稿サイトもあるほど。それでも、これは危険な作戦です。犬は喜びをもたらすものであって、怒りをもたらすものであってはいけません。夫との関係に亀裂が入る可能性や、犬にとっての幸せも考えてください。あなたの夫が犬に魅せられ、メロメロになる可能性はあります。でも逆も考えられます。一番重要なのは、どんな状況になろうと犬を手放さず、世話をする自信が100%あるかどうかということです。

犬を飼ったからといって世界が終わるわけではないと、夫を説得してほしいのでしょうが、私には無理です。それができるのは犬だけ。例えば動物を保護するシェルターは、常に飼い主を探しています。名目上は一時的な受け入れなので、夫を説得して試しやすいかも。お手軽とは言えませんが、少なくとも、助けが必要な動物を救う素晴らしい方法です。運がよければ、あなたの夫が大の犬好きに変身するかもしれません。

──ニック・グリーン(ライター、スレート誌人生相談員)
©2020 The Slate Group

<本誌2020年3月3日号掲載>

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