トランプ派、マドゥロ氏拘束を称賛 介入長期化なら支持後退も
フロリダ州パームビーチにあるマールアラーゴで1月3日撮影。 REUTERS/Jonathan Ernst
Nathan Layne
[4日 ロイター] - トランプ米大統領の支持者らはベネズエラのマドゥロ大統領拘束について、迅速で痛みを伴わない勝利として今のところおおむね称賛している。しかし、政治アナリストらは作戦が長引き、過去の対外介入と同様の展開になれば支持は後退すると警告している。
政治アナリストによると、トランプ氏支持層の大部分は今のところマドゥロ氏排除を歓迎しているもようで、アフガニスタンやイラクにおける戦争のように何年も続く泥沼にエスカレートするリスクはほとんどないとみているという。
一方、保守派の一部はベネズエラへの攻撃とマドゥロ氏拘束が外国の紛争に関与しないというトランプ氏の「米国第一主義」の公約に対する裏切りだと批判。
トランプ氏を長年支持してきたものの昨年に対立が深まった共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員は4日のテレビ番組で「われわれがうんざりしているワシントンの古いやり方で、米国民のためにならない」と述べた。
しかし、トランプ氏支持者の大半は今回の攻撃を支持するか、もしくはコメントを控えた。
トランプ氏元側近でMAGA有力者のスティーブ・バノン氏は米軍による急襲作戦の数時間後、自身のポッドキャストで「大胆で素晴らしい」と作戦を称賛した。
スペルマン・カレッジのマット・マクマナス政治学教授は、MAGA運動を厳格な孤立主義と決めつけるのは間違っていると指摘する。同氏はトランプ氏支持者らが6月のイラン核施設攻撃を支持したことなどに言及。MAGAはイデオロギーの一貫性に大きな関心を寄せず、リーダーに従う傾向があるとし、「トランプ氏は現在、ベネズエラ介入が米国にとって良いことだという強いシグナルを送っている」と述べた。
しかし、同氏ら専門家はベネズエラへの介入が長引き、特に米軍が駐留することになれば、共和党とMAGAに対するトランプ氏の支配力が試されることになるとの見方を示した。





