インド、石油企業にロシア産輸入の週次報告求める 対米貿易合意に向け=関係者
Nidhi Verma
[ニューデリー 2日 ロイター] - インド石油・天然ガス省傘下の調査機関、石油計画分析室(PPAC)は同国の製油企業各社に対し、ロシアと米国からの原油輸入に関するデータを毎週報告するよう求めている。業界・政府関係者5人がこのほどロイターに明らかにした。政府が製油企業に輸入データを毎週提示するよう求めたのは初めて。インドは対米貿易交渉が長引いており、合意を目指している。
2022年のロシアのウクライナ侵攻開始後、インドは海上輸送されるロシア産原油の最大の買い手となった。しかしロシアが石油収入から戦費を調達しているとして同国のエネルギー部門に制裁を科している欧米諸国は、インドによる購入に反発。米国は昨年、ロシア産原油の大量購入への懲罰措置として、インドからの輸入品への関税を50%と従来の2倍に引き上げた。
ある政府当局者は「われわれはロシアと米国の原油輸入についてタイムリーかつ正確な情報を求めている。米国が情報を要求した時に、われわれは二次資料に頼らず、信頼できるデータを提供できるからだ」と語った。
現在、インド企業の原油購入元のデータは民間の調査会社が発表する月間の通関統計で示されている。





