ベネズエラでは国際法の原則と民意が尊重されるべき=EU声明
ブリュッセルの欧州委員会本部で12月撮影。REUTERS/Stephanie Lecocq
[ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)は4日、米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したことを受け、ベネズエラでは国際法の原則が守られ、国民の意思が尊重されなければならないとする声明を発表した。声明はハンガリーを除く全加盟国が支持した。
EU外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は声明の中で「EUはいかなる状況下においても、国際法と国連憲章の原則が堅持されなければならないことを想起する。国連安保理のメンバーは国際安全保障体制の柱として、これらの原則を守る特別な責任を負っている」と述べた。
EUはこれまで、マドゥロ大統領は民主的な正統性を欠いているとし、ベネズエラ国民の意思によって決定される民主主義への移行を求めていた。声明は「民意を尊重することが、ベネズエラが民主主義を回復し、現在の危機を解決する唯一の方法であることに変わりはない」とした上で、平和的解決を確実にするため、全当事者に自制を求めた。
さらに、EUは組織犯罪と麻薬密売との闘いという優先課題を共有しているとし、このような課題は「国際法および領土保全と主権の原則を完全に尊重した持続的な協力を通じて」対処されなければならないと表明した。
EUは米国やその他同盟国と緊密に連絡を取り合っているとした。
ハンガリーのEU代表部は、声明を支持しなかった理由についてのコメント要請に応じていない。





