中国、次期5カ年計画で銅・アルミナの生産能力抑制へ
アルミニウム製品の生産ライン。2月11日、中国安徽省の工場で撮影。チャイナデイリー提供。REUTERS
[26日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)は26日、2026─30年の次期5カ年計画で銅とアルミナの新規プロジェクトに対する監督を強化し、不合理な投資や無秩序な拡大を抑制する方針を示した。発改委のウェブサイトで明らかにした。
発改委は、地方政府が主要プロジェクトの実現可能性調査(フィージビリティースタディ)を強化し、国の産業政策に沿った認可を行う必要があると述べた。
銅とアルミナは経済的・軍事的発展にとって重要な産業であるが、その発展は「地域の産業基盤、資源保有量、環境能力の違い」を考慮しなければならないとした。
産業の集中と競争力を高めるため、大企業の合併と再編を奨励するとともに、海外鉱業投資を引き続き支援する。
中国は銅とアルミナの世界最大の生産国で消費国だが、業界の過剰設備と抑制の効かない投資のリスクを繰り返し警告してきた。
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