ニュース速報
ワールド

豪ボンダイビーチ銃乱射事件、容疑者を殺人など59件で訴追

2025年12月17日(水)18時17分

写真はボンダイビーチで発生した銃乱射事件を受けて献花に参列する人々。12月16日、シドニーで撮影。REUTERS/Flavio Brancaleone

Scott Murdoch Alasdair Pal

[シドニー 17日 ロイター] - 豪警察当局は17日、シドニー近郊のボンダイビーチで発生した銃乱射事件の容疑者を殺人やテロ関連犯罪など59件の罪で訴追したと発表した。

容疑者は父子2人で、父親のサジド・アクラム容疑者は現場で警察に射殺され、息子のナビード・アクラム容疑者も警察の発砲を受けたが、16日に意識を回復した。

ニューサウスウェールズ州警察はナビード容疑者を殺人15件と殺人未遂による傷害40件、テロ関連犯罪などの罪で訴追したと発表した。声明で「(同容疑者が)宗教的信条を喧伝し地域社会に恐怖を与える目的で死亡や重傷を引き起こし、人命を危険にさらす行為に関与したと警察は法廷で主張する方針だ」と述べた。

「初期の兆候としては、オーストラリアでテロ組織に指定されている過激派組織『イスラム国』(IS)に触発されたテロ攻撃であることを示唆している」とした。

ナビード容疑者はシドニーの病院に入院中で、22日にビデオリンクで裁判所に出廷する予定だ。

トランプ米大統領は16日、「恐ろしく反ユダヤ主義的なテロ攻撃」の犠牲者を案じていると述べた。「亡くなった全ての犠牲者を追悼し、負傷者の早い回復を祈っている」と語った。

ニューサウスウェールズ州のミンズ首相は17日、銃規制と抗議活動に関する法案の大幅改正のために議会を22日に再開すると表明した。

記者会見で、1人当たりの銃器所持数の上限設定や、特定種類のショットガンを入手しにくくする措置などを含む「緊急」の改革案を審議する予定だと説明した。

州政府はまた、テロ事件後の大規模な街頭抗議を開催しにくくし、緊張の高まりを防ぐための改革案も検討する方針だ。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

イタリアは人口危機と頭脳流出に直面、経済の脅威に=

ワールド

イタリア鉱工業生産、11月は前月比1.5%増 回復

ワールド

マレーシアGDP、第4四半期速報値は+5.7% 1

ビジネス

英BBC、ユーチューブ向け番組制作へ=FT
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑について野次られ「中指を立てる」!
  • 2
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 9
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 10
    イランの大規模デモ弾圧を可能にした中国の監視技術─…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 8
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 9
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中