米政権はFRBと「距離」置くべき─シタデルCEO=英FT
米ヘッジファンド大手シタデルのケン・グリフィン最高経営責任者(写真)が トランプ大統領に対し、ホワイトハウスと連邦準備理事会(FRB)の間に「距離」を置くよう促したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日に報じた。米フロリダ州マイアミで11月撮影(2025年 ロイター/Marco Bello)
[16日 ロイター] - 米ヘッジファンド大手シタデルのケン・グリフィン最高経営責任者(CEO)が トランプ大統領に対し、ホワイトハウスと連邦準備理事会(FRB)の間に「距離」を置くよう促したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日に報じた。
トランプ氏は来年5月に任期が切れるパウエルFRB議長の後任人事で、ホワイトハウスのハセット国家経済会議(NEC)委員長とウォーシュ元FRB理事を有力候補に挙げている。
FTによると、グリフィン氏はパリで行われたイベントで、ハセット氏がFRBを率いるべきかと問われ、「大統領と次期FRB議長ができる最も重要な行動は、ホワイトハウスとFRBの間に距離を置くことだ」と述べたという。
シタデルはロイターのコメント要求にすぐに応じなかった。
これに先立ち、ハセット氏はCNBCのインタビューで、FRBの独立性は極めて重要との考えを示した。





