トランプ氏支持率39%に低下、経済政策への不満広がる=ロイター/イプソス調査
写真はトランプ米大統領。12月11日、ホワイトハウスで撮影。REUTERS/Al Drago
Jason Lange
[ワシントン 16日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した最新の世論調査で、トランプ米大統領の支持率は39%と、2期目として最低水準に迫った。共和党支持者がトランプ氏の経済政策に不満を抱いているためだ。
調査は14日までの3日間、全米の1016人を対象にオンラインで行われた。誤差は3パーセントポイント。
それによると、トランプ氏の支持率は12月初めの41%から低下し、11月中旬の38%(今年最低の支持率)と1ポイント差に迫る結果となった。
トランプ氏就任直後の1月の支持率は47%だったが、その後、特に経済政策運営に関して支持率は低下している。
回答者のうち、トランプ氏の経済運営を支持すると答えたのは33%で、今年に入ってから最低となった。
共和党支持者は引き続きトランプ氏を支持しており、全般的な業績を評価する割合は85%と、今月初めと変わらなかった。
しかし、経済政策でトランプ氏が好成績を挙げていると考える共和党支持者の割合は最新の世論調査では72%に低下し、今年最低の評価となった。今月初めは78%だった。
生活費に関するトランプ氏の支持率は27%で、今月初めの31%から低下した。





