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バーツ高は行き過ぎ、経済に悪影響 中銀と協議=タイ財務相

2025年12月15日(月)15時32分

 12月15日、タイのエクニティ財務相は、バーツが過度に上昇しており、国内経済に悪影響を及ぼしていると述べた。写真はタイ・バーツ紙幣。バンコクのカシコーン銀行で2016年5月撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[バンコク15日ロイター] - タイのエクニティ財務相は15日、バーツが過度に上昇しており、国内経済に悪影響を及ぼしていると述べた。

バーツは対ドルで約4年ぶりの高値に上昇。15日は1ドル=31.46バーツで取引されている。今年に入り対ドルで9%上昇し、アジアで上昇率の高い通貨となっている。

エクニティ氏は記者団に、通貨高を管理するため、中央銀行と協議しており、ボラティリティーへの対処にさらに重点を置く必要があると発言。

「バーツの過度な上昇は経済成長に影響を及ぼしている」とし「タイは純輸出国であるため、経済構造はこれほどのバーツ高に耐えられない」と述べた。

また「バーツ高は世界的な資金の流れと結びついており、米国の利下げを受けて資本流入が増加している」との認識を示した。

タイ中銀は15日、バーツの潜在的な変動を抑えるため、金融機関に対し、金トレーダーによる為替フォワード取引の規制を強化するよう指示したと発表した。

中銀はまた、大規模な金トレーダーに中銀への取引の詳細報告を義務付ける規制変更案について一般からの意見を求めていると述べた。

エクニティ氏は、タイの国内総生産(GDP)がこれまでの景気刺激策に支えられ、今年少なくとも2%成長すると予想。第4・四半期のGDPは少なくとも前年比1%増になる見通しという。

昨年のGDP伸び率は2.5%だった。

ロイター
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