中国とサウジが外相会談、地域・国際問題で連携強化
中国とサウジアラビアは14日に外相会談を行い、地域・国際問題に関する意思疎通と連携を緊密化することで合意した。写真は中国とサウジの旗。リヤドで2022年12月撮影(2025年 ロイター/Mohammed Benmansour)
[北京 15日 ロイター] - 中国とサウジアラビアは14日に外相会談を行い、地域・国際問題に関する意思疎通と連携を緊密化することで合意した。会談後の声明によると、中国は中東外交におけるサウジの役割を評価したという。
王毅外相はサウジ、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダンの中東3カ国を歴訪しており、14日にリヤドでサウジのファイサル外相と会談した。
新華社が15日に公表した共同声明は、連携を強化する課題の詳細に触れていないが、サウジとイランの関係発展と強化に対する中国の支持に言及。「(中国は)地域と国際社会の安全と安定の実現に向けたサウジの主導的役割と努力を評価する」とした。
また、両国はパレスチナ問題の「包括的かつ公正な解決」とパレスチナ人の独立国家樹立を支持する姿勢をあらためて表明した。





