ホンジュラス大統領選、結果なお判明せず 国民はいら立ち
12月7日、中米ホンジュラスでは、選挙管理当局が11月30日の大統領選の結果について48時間以上にわたって最新情報を提供しておらず、国民はいら立ちを強めている。写真は、ホンジュラスのサン・アントニオ・デ・フローレスにおいて、地元与党が選挙日の投票を閉鎖したため1週間遅れの特別選挙で投票の列に並ぶ人々。7日撮影(2025年 ロイター/Leonel Estrada)
Laura Garcia
[テグチガルパ 7日 ロイター] - 中米ホンジュラスでは7日、選挙管理当局が11月30日の大統領選の結果について48時間以上にわたって最新情報を提供しておらず、国民はいら立ちを強めている。
5日に発表された最新の結果によると、大統領選はまだ大接戦となっている。開票率88%の時点で、右派の国民党候補であるナスリ・アスフラ前テグシガルパ市長が得票率40.19%で、中道派の自由党候補サルバドール・ナスララ前副大統領(同39.49%)をリードしているが、票差は2万票弱に過ぎない。与党で左派の自由復興党(LIBRE)のリキシ・モンカダ前国防相は19.30%で大きく引き離されている。
選管当局によると、集計結果の約14%に疑義が生じており、今後点検が行われるという。
選挙結果は週末、まったく更新されなかった。
モンカダ氏は7日、選挙は不正と主張し、無効とするよう要求。党は、デモ行進やストライキ、座り込みに参加して抗議するよう、支持者に呼びかけた。





