原油先物は2週間ぶり高値維持、米利下げ観測や地政学リスクで
米カリフォルニア州カーソンの製油所で2022年3月撮影。REUTERS/Bing Guan
Florence Tan
[シンガポール 8日 ロイター] - アジア時間の原油先物は、米連邦準備理事会(FRB)が今週の会合で利下げを決定するとの観測を背景に2週間ぶりの高値で推移している。ロシアとベネズエラからの原油供給に影響を及ぼす地政学リスクも意識されている。
0008GMT(日本時間午前9時08分)時点で、北海ブレント先物は0.04ドル(0.06%)高の1バレル=63.79ドル。米WTI先物は0.07ドル(0.12%)高の60.15ドル。
ウクライナ和平交渉の進展は依然として遅く、ロシア占領地域の扱いなどを巡る問題は依然として未解決だ。
ANZのアナリストは「現在の交渉の結果は原油市場に大きな影響を与える可能性がある」とし、結果次第で「原油供給量が日量200万バレル以上変動する可能性がある」と述べた。
一方、関係筋がロイターに明らかにしたところによると、欧州連合(EU)と主要7カ国(G7)はロシア産原油輸出への価格上限措置から海運輸送の全面禁止へと対応策を強化する協議を進めており、これによってロシアからの供給が抑制される可能性がある。





