ゼレンスキー氏、米特使らと電話会談 「誠実に協力し続ける決意」
ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は6日、トランプ米政権のウィットコフ中東担当特使およびトランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と長時間にわたる「踏み込んだ」電話会談を行ったと明らかにした。4日撮影(2025年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
[キーウ 6日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、トランプ米政権のウィットコフ中東担当特使およびトランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と長時間にわたる「踏み込んだ」電話会談を行ったと明らかにした。
ゼレンスキー氏は「ウクライナは、和平を達成するために、米国側と誠実に協力し続ける決意だ。われわれは次のステップと協議の形式について米と合意した」とXに投稿した。
米特使らは今週、マイアミでウクライナのウメロフ国家安全保障・国防会議書記と2日間にわたって会談。双方は会談について「ウクライナの持続的で公正な和平に向けた信頼できる道筋を進めるための建設的な話し合いだった」としていた。
ロシアのプーチン大統領とウィットコフ特使らは2日、モスクワで会談し、ウクライナ和平案について協議した。会談は深夜まで約5時間に及んだが、妥協には至らなかった。
ウィットコフ氏はマイアミでの会談で、プーチン大統領との協議についてウメロフ氏に説明したとみられる。ゼレンスキー氏はウメロフ氏がキーウ(キエフ)で直接詳細な報告をするのを待っていると述べた。





