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中国軍機、空自戦闘機にレーダー照射 太平洋上で空母から発艦

2025年12月07日(日)08時13分

南シナ海一帯で訓練する中国空母・遼寧のJ-15戦闘機。2017年1月撮影(2025年 REUTERS/Stringer)

[東京 7日 ロイター] - 小泉進次郎防衛相は7日未明、中国軍機が自衛隊機にレーダーを2回にわたって照射したと発表した。いずれも沖縄本島南東の公海上で、自衛隊機は中国海軍の空母から発艦した戦闘機に対領空侵犯措置をしていた。

小泉氏は「航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為」としたうえで、「極めて遺憾で中国側に強く抗議し、再発防止を厳重に申し入れた」とした。

1回目は6日午後4時32分ごろから35分ごろまで、中国軍のJ─15戦闘機が航空自衛隊のF─15戦闘機に断続的にレーダーを照射。2回目は同日午後6時37分ごろから7時08分ごろまで、別のF─15に対し同様の事案が発生した。

中国の戦闘機はいずれも空母・遼寧から発艦したもの。防衛省は6日、遼寧など中国の艦艇4隻が沖縄本島と宮古島の間を太平洋へ抜け、遼寧から戦闘機やヘリコプターが発着艦したことを確認したと発表していた。自衛隊は哨戒機が警戒監視と情報収集に当たるとともに、戦闘機を緊急発進した。

台湾有事は「存立危機事態」になり得るとした11月7日の高市早苗首相の国会答弁以降、中国は日本への姿勢を硬化。自国民に日本への渡航自粛を呼びかけるなどしている。

ロイターは4日、中国が黄海南部から東シナ海、南シナ海に至る海域と太平洋に多数の海軍・海警局の船を展開していると報じていた。中国は例年このこの時期に軍事演習をしているが、軍は大規模な訓練の発表をしていない。

ロイター
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