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米、欧州主導のNATO防衛に2027年の期限設定=関係筋

2025年12月05日(金)20時04分

 関係筋によると、米国は、諜報活動やミサイルなど、北大西洋条約機構(NATO)の通常防衛能力の大半を2027年までに欧州が引き継ぐことを望んでいると、国防総省当局者が今週、ワシントンで外交官らに語った。ポーランド・オジシュ近郊で9月撮影(2025年 ロイター/Kacper Pempel)

Gram Slattery Humeyra Pamuk

[ワシントン 5日 ロイター] - 関係筋によると、米国は、諜報活動やミサイルなど、北大西洋条約機構(NATO)の通常防衛能力の大半を2027年までに欧州が引き継ぐことを望んでいると、国防総省当局者が今週、ワシントンで外交官らに語った。一部の欧州当局者の間からは、27年までという期限は非現実的との声が上がったという。

米当局者を含む協議に詳しい5人の関係者らが語った。米国の方針は、ワシントンで今週開かれたNATO政策を担当する国防総省職員と複数の欧州代表団の会合で伝えられた。

国防総省当局者は会合で、22年のロシアによるウクライナ侵攻以来、欧州が防衛力強化に向けて進めてきた進歩に米国はまだ満足していないことを示唆した。

関係筋によると、米当局者は、欧州が27年の期限を守らなければ、米国はNATOの防衛調整メカニズムの一部への参加を停止する可能性があると各国当局に伝えたという。

米当局者は、NATO防衛の負担の大部分を担うことに向けた欧州の進捗状況を米国がどのように評価するのかについては説明しなかった。27年という期限がトランプ政権の立場を反映しているのか、それとも一部の国防総省当局者の見解に過ぎないのかも不明だ。米国が欧州で果たすべき軍事的役割を巡っては、米政府内でも意見の相違がある。

ロイター
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