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豪経済、生産能力なお逼迫と中銀副総裁 利下げ余地限定的

2025年11月10日(月)09時46分

写真はオーストラリア準備銀行(中央銀行)のハウザー副総裁。4月1日、シドニーで撮影。REUTERS/Hollie Adams

[シドニー 10日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のハウザー副総裁は10日、昨年に経済が回復し始めた際に需要が潜在的な生産能力をやや上回っていたとし、金融政策が異例の課題に直面しているという認識を示し、短期的な政策緩和の余地がほとんどないことを示唆した。

ハウザー氏はシドニーでの講演で、1980年代初頭以降の景気回復期において最も経済が逼迫した状態だと述べた。

これは、インフレ圧力を生じさせずに経済を成長させる余地が少ないことを意味する。

ハウザー氏は「それでも中期的にインフレ率を目標に戻すことと依然として整合的だ。しかし、その目標を達成するにはその期間を通じてインフレ率を目標まで低下させるのに十分なほど政策が制約的でなければならない」と語った。

「余剰生産能力がないことは良いニュースだ。企業がより忙しくなり、雇用が増えることを意味する。しかし、それは政策策定に課題を提起する」と指摘した。

中銀は今年に入り3回利下げを実施したが、先週の理事会では政策金利を3.6%に据え置いた。インフレ率の上昇、堅調な消費者需要、住宅市場の回復を受け、追加緩和に慎重な姿勢を強めている。

ハウザー氏は、経済には生産性向上と新規設備投資による供給拡大が必要だと述べた。

ロイター
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