インド、9月貿易赤字が13カ月ぶり高水準 トランプ関税で対米輸出減少

10月15日、インド商工省が発表した9月の貿易収支は321億5000万ドルの赤字で、赤字額は13カ月ぶりの水準に拡大した。写真はナビ・ムンバイで8月27日撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
Manoj Kumar
[ニューデリー 15日 ロイター] - インド商工省が15日発表した9月の貿易収支は321億5000万ドルの赤字で、赤字額は13カ月ぶりの水準に拡大した。貴金属輸入が増えたほか、トランプ米政権がインド製品に最高50%の関税を適用したことによる対米輸出の落ち込みが響いた。
エコノミストは、貿易赤字拡大は経常収支と通貨ルピーにとって重圧になると警告している。ルピーの対ドル相場は足元で最安値圏にある。
9月のモノの輸出全体は363億8000万ドルと、8月の351億ドルを上回った。ただ対米輸出は68億7000万ドルから54億3000万ドルに減少。繊維製品やエビ、宝飾品などが関税の打撃を被った。
米国との貿易交渉でインド側の首席交渉官を務めるラジェシュ・アガルワル氏は、米国向けインド輸出品の55%近くが関税の50%への引き上げで影響を受けたと説明し、この影響は9月から顕現化したと付け加えた。
一方で9月は金、銀と肥料の輸入が急増し、貿易赤字がエコノミスト予想の251億3000万ドルを大幅に上回る要因になった。
金の輸入は8月の51億4000万ドルから96億ドルと倍近くに膨らんだ。
インドと米国は現在、11月末までに二国間協定の第1段階で合意することを目指し、話し合いを続けている。
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