午前の日経平均は続伸、米ハイテク株高や高市トレード再開の思惑

前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比415円40銭高の4万8088円07銭だった。前日の米国市場でのハイテク株高に加え、自民党と日本維新の会が政策協議を始めたことで、いったん後退していた「高市トレード」再開への思惑から買い戻しが入った。写真は都内証券会社の外に表示された日経平均株価を示すグラフ。4日撮影(2025年 ロイター/Androniki Christodoulou)
[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比415円40銭高の4万8088円07銭だった。前日の米国市場でのハイテク株高に加え、自民党と日本維新の会が政策協議を始めたことで、いったん後退していた「高市トレード」再開への思惑から買い戻しが入った。
日経平均は434円高で寄り付いた後、一時528円高の4万8201円に上値を伸ばした。自民党の高市早苗総裁の政策への期待を背景にした「高市トレード」は、公明党の自公連立からの離脱で小休止となっていたが、自民党と日本維新の会による政策協議開始を受けて連立可能性が意識され、同トレード再開への思惑を促した。
為替は円高基調にありながら輸出関連株が買われており、「先物の買いによる押し上げに加え、(高市トレード再開を見越して)先行きの円安を織り込む動きもありそうだ」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との声が聞かれた。 プラス寄与の上位にはソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテスト、フジクラといったAI関連株が入り、上位2銘柄で日経平均を400円近く押し上げた。午後に発表が予定される台湾積体電路製造(TSMC)の決算への期待も支援したとみられている。 日銀の田村直樹審議委員の「中立金利にもう少し近づけるべく、利上げを判断すべき局面にきている」などのコメントが伝わったが、株価の反応は限られた。「日銀の政策への影響も見込まれる政局の方に市場の目が向いている」(増沢氏)との声があった。 TOPIXは0.49%高の3199.18ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆6788億8700万円だった。東証33業種では、値上がりは情報・通信や精密機器、電気・ガスなど23業種、値下がりはその他製品やサービス、倉庫・運輸関連など10業種だった。 決算が好感されたサイゼリヤが14%高と急伸。米エヌビディアとの連携が伝わったルネサスエレクトロニクスも買われた。キオクシアホールディングスは上場来高値を更新した。一方、東宝は決算が嫌気され軟調。ヨシムラ・フード・ホールディングスは大幅安だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが814銘柄(50%)、値下がりは715銘柄(44%)、変わらずは86銘柄(5%)だった。
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