イスラエルの戦闘再開容認を検討、ハマス合意不履行なら─トランプ氏=報道

トランプ米大統領は15日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦合意を履行しなければ、イスラエル軍によるガザでの戦闘再開を認めることを検討すると述べた。写真はイスラエルのネタニヤフ首相と握手するトランプ氏。13日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦合意を履行しなければ、イスラエル軍によるガザでの戦闘再開を認めることを検討すると述べた。CNNが報じた。
トランプ大統領はCNNに対し、ハマスが武装解除を拒否した場合、何が起きるかと質問され、「私が命じれば、イスラエルはすぐに(ガザに)戻るだろう」と応じた。
トランプ氏はその後、ホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、ハマスの武装解除に米軍の投入は必要ないと言及。米国は先週の合意の一環としてハマスに武装解除を求めているとし、その取り組みを巡ってイスラエルを支援していくと述べた。
イスラエルでは、カッツ国防相が軍に対し、戦闘再開に備え、ガザで「ハマスを打倒する」ための包括的計画を準備するよう指示した。カッツ氏の事務所が明らかにした。