米高裁、シカゴでの州兵配備認めず 地裁の一時差し止め判断を支持
トランプ米政権による中西部イリノイ州への州兵派遣を巡り、米連邦控訴裁判所(高裁)は11日、州内での駐留を当面認める一方、配備は認めないとする判断を下した。同州への州兵派遣を一時的に差し止める地裁の判断が維持されることになった。写真はイリノイ州シカゴ郊外ブロードビューにある連邦移民・関税執行局(ICE)の施設での州兵の様子。9日撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
Joseph Ax
[11日 ロイター] - トランプ米政権による中西部イリノイ州への州兵派遣を巡り、米連邦控訴裁判所(高裁)は11日、州内での駐留を当面認める一方、配備は認めないとする判断を下した。同州への州兵派遣を一時的に差し止める地裁の判断が維持されることになった。
同州にはこれまでにテキサス州兵数百人が動員されている。
イリノイ州シカゴの連邦地裁は9日、トランプ政権が移民取り締まりなどで進める同州への州兵派遣を一時的に差し止める判断を下した。これを受け、政権が控訴していた。
地裁の差し止め令は少なくとも23日まで有効となるが、延長される可能性もある。





