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米国の電力消費量、25年と26年に過去最高記録へ=エネ情報局予測

2025年10月08日(水)08時40分

 10月7日付の短期エネルギー見通しで米エネルギー情報局(EIA)は、国内の電力消費量は2025年と26年に過去最高を記録すると述べた。写真は送電線。2017年3月、テキサス州アマリロ北部で撮影(2025年 ロイター/Lucas Jackson)

Scott DiSavino

[7日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は7日付の短期エネルギー見通しで、国内の電力消費量は2025年と26年に過去最高を記録すると述べた。

電力需要が25年に4兆1910億キロワット時、26年に4兆3050億キロワット時となり、24年の4兆0970億キロワット時を上回ると予測した。

こうした需要の増加は、人工知能(AI)や暗号資産に特化したデータセンターや、移動の電動化が一因となっている。

24年に42%だった天然ガスの発電シェアは25年と26年には40%に低下。石炭の割合は、24年の16%から25年には17%に上昇し、その後再生可能エネルギーの増加に伴い、26年には16%に後退する。

再生可能エネ比率は、24年の23%から25年には24%、26年には26%に上昇。原子力発電の比率は24年の19%から25年と26年には18%に低下するとしている。

ロイター
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