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中国・国慶節連休の旅行支出、3年ぶり低水準 資産効果見られず

2025年10月09日(木)18時25分

 10月9日、中国文化観光省は、中秋節と国慶節に伴う大型連休中の国内旅行支出が8090億元(1135億2000万ドル)だったと発表した。写真は、中国のゴールデンウィーク8連休の初日、国慶節に北京の什刹海地区で人力車に乗る観光客。1日撮影(2025年 ロイター/Florence Lo)

Sophie Yu Brenda Goh

[北京/上海 9日 ロイター] - 中国の秋の大型連休中の旅行支出が3年ぶりの低水準となったことが9日、明らかになった。中国政府のデータを基にロイターが算出した。

それによると、連休中の旅行1回当たりの平均支出額は911.04元(113.52ドル)と、前年比0.55%減少した。新型コロナの大流行に伴うロックダウン(都市封鎖)で落ち込んだ2022年の680.6元に次ぐ低水準となった。

中国文化観光省は9日、8日までの8連休中の国内旅行者数は延べ8億8800万人だったと発表した。今年は中秋節と国慶節が重なったため例年よりも長い連休となった。昨年の7連休では旅行者は7億6500万人だった。

連休中の国内旅行支出は8090億元(1135億2000万ドル)と、昨年より約15%増加した。

シティのアナリストは8日付のメモで、長距離旅行が回復した結果、休暇期間中の活動は全体的にほぼ正常に戻ったと指摘した。 「しかし新たな成長の勢いは鈍化しており、株価上昇による資産効果の証拠もほとんど見られない」と述べた。

中国株が10年ぶりの高水準を記録したことで消費増加への期待が高まっていた。しかし野村のアナリストは今週、株高による消費への影響は年内は限定的になる可能性が高いとの見方を示していた。

連休中の映画興行収入はヒット作の公開がなかったため大きく落ち込んだ。 全国の興行収入は18億3500万元と、昨年の7連休中の21億0500万元から12.8%減少した。

映画チケットのオンライン販売を手がける猫眼のデータによると、今年の興行収入は23年の国慶節休暇中の8日間(27億3500万元)と比べて3分の1近く減少した。

ロイター
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