ニュース速報
ワールド

ブレア元英首相、トランプ和平案の戦後ガザで重要な役割目指す=FT

2025年09月26日(金)11時07分

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は25日、複数の関係者の話として、トランプ米政権が策定中の和平計画の下で、英国のブレア元首相(写真)が戦後のパレスチナ自治区ガザの運営で重要な役割を担うことを目指していると報じた。ロンドンで昨年7月撮影(2025年 ロイター/Claudia Greco)

[25日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は25日、複数の関係者の話として、トランプ米政権が策定中の和平計画の下で、英国のブレア元首相が戦後のパレスチナ自治区ガザの運営で重要な役割を担うことを目指していると報じた。

ロイターはこの報道をすぐに確認できなかった。

FTによると、ブレア氏は「ガザ国際暫定統治機構」と呼ばれる監視委員会の議長に就任することが提案されている。

ブレア氏は、イスラエルによるガザでの戦争とガザの戦後計画を巡りトランプ大統領が8月下旬に主催した会議に出席していた。

FTは7月、シンクタンクのトニー・ブレア研究所が戦後のガザ計画を策定するプロジェクトに参加したと報じた。

同研究所は、ガザの戦後復興に関するさまざまなグループとの協議のいずれにも、同地区からの住民の強制移住という考えは含まれていないと述べている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国の新気候目標、必要より「大きく不足」=欧州委員

ワールド

日本は「最恵国待遇を確保」と赤沢再生相、トランプ氏

ワールド

ブラジル中銀、28年初頭もインフレ目標未達見通し 

ビジネス

米コストコ、6─8月期は売上高・実質利益が予想上回
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
2025年9月30日号(9/24発売)

トヨタ、楽天、総合商社、虎屋......名門経営大学院が日本企業を重視する理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週にたった1回の「抹茶」で入院することに...米女性を襲った突然の不調、抹茶に含まれる「危険な成分」とは?
  • 2
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市場、売上を伸ばす老舗ブランドの戦略は?
  • 3
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 4
    クールジャパン戦略は破綻したのか
  • 5
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 6
    中国、ネット上の「敗北主義」を排除へ ――全国キャン…
  • 7
    【クイズ】ハーバード大学ではない...アメリカの「大…
  • 8
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 5
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 6
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 7
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 8
    「ミイラはエジプト」はもう古い?...「世界最古のミ…
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 10
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中