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日米韓外相が会談、台湾・南シナ海情勢に懸念表明 北朝鮮非核化も議論

2025年09月23日(火)12時50分

 岩屋毅外相(写真左)、ルビオ米国務長官、韓国の趙顕外相は、台湾周辺で不安定化を招く活動がより頻繁になっていることに懸念を表明した。ニューヨークでの22日の会談後に共同声明を発表した。22日にニューヨークで代表撮影(2025年 ロイター)

[ソウル 23日 ロイター] - 岩屋毅外相、ルビオ米国務長官、韓国の趙顕外相は、台湾周辺で不安定化を招く活動がより頻繁になっていることに懸念を表明した。ニューヨークでの22日の会談後に共同声明を発表した。

3カ国外相はまた、南シナ海における「違法な海洋権益の主張」と、そうした主張を強めようとする動きに強い反対を表明した。

声明は特に中国について言及していないが、南シナ海を巡り中国と米国およびその同盟国との間で緊張が高まっている中での発表となった。

中国はブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムの排他的経済水域にまたがる南シナ海のほぼ全域の領有権を主張している。さまざまな島や地形の所有権を巡って未解決の紛争が長年続いている。

共同声明によると、外相らは北朝鮮の非核化に向けた3カ国の継続的な決意についても議論した。

ロイター
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