ポーランド、東部国境付近でドローン飛行禁止

ポーランドは今週発生した無人機(ドローン)による領空侵犯を受け、ベラルーシおよびウクライナとの東部国境沿いでドローンの飛行を禁止し、主に小規模な非商用航空を対象とする規制を導入した。ポーランド領内に達したドローン、10日撮影の提供写真(2025年 ロイター)
[ワルシャワ 11日 ロイター] - ポーランドは今週発生した無人機(ドローン)による領空侵犯を受け、ベラルーシおよびウクライナとの東部国境沿いでドローンの飛行を禁止し、主に小規模な非商用航空を対象とする規制を導入した。
ポーランド航空管制局(PANSA)は声明で、この制限は旅客輸送には影響せず、10日2200GMT(日本時間11日午前7時)に発効し、12月9日まで適用されると発表した。
PANSAによると、一般航空、主に小型機やレクリエーション用航空機、ヘリコプターは、無線機とトランスポンダーを備えていれば日中の運航は可能だが、夜間飛行は認められない。
飛行可能な高度は地上約3キロメートルまで。商業便は通常地上3キロ以上の高度で運行している。