米8月CPI2.9%に加速、1月以来の大幅な伸び 予想と一致

米労働省が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で2.9%上昇し、前月の2.7%上昇から加速、1月以来の大幅な伸びとなった。ニューヨーク市内の生鮮食料品店で7月撮影(2025年 ロイターI/Jeenah Moon/File photo)
Lucia Mutikani
[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省の労働統計局(BLS)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.9%上昇した。前月の2.7%上昇から加速、1月以来の大幅な伸びとなった。
ただ、労働市場が下振れ傾向にある中、スタグフレーションを巡る懸念を高めかねず、米連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で利下げに動くという見方を支える内容となった。
物価の「瞬間風速」を反映する前月比は、住居費や食料価格の上昇を背景に0.4%上昇し、前月の0.2%上昇から加速。伸びは前月比でも1月以来の高さとなった。
ロイター調査によるエコノミスト予想は、前年比2.9%、前月比0.3%上昇だった。
プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフグローバルストラテジスト、シーマ・シャー氏は「予想を幾分上回ったが、FRBに来週の利下げをちゅうちょさせることはないだろう」と述べた。
トランプ関税の影響は緩やかだが、関税前の企業による在庫積み上げは尽きつつあり、物価上昇は加速するとみられている。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.3%上昇、前年比3.1%上昇で、伸びはともに前月と変わらず。
項目別では、帰属家賃が前月比0.4%上昇、ホテルなどの宿泊費が2.3%上昇、航空運賃が5.9%上昇、中古車・トラックが1.0%上昇した。
金利先物市場では、FRBが来週16ー17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を含め、年内残り3回の会合でそれぞれ0.25%ポイントの利下げを実施すると見込まれている。
また、来年1月の会合で4回連続で利下げに踏み切る確率も50%に迫っている。
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