ハイブリッド車は低排出車ではない、公称値大幅に上回る排出量=調査

9月10日、環境保護団体トランスポート・アンド・エンバイロメントは調査報告書で、ハイブリッド車は公称値よりも多くの二酸化炭素を排出しており、欧州連合の排出目標達成に向けた低排出ガス車として認定されるべきではないとの見解を示した。写真は充電中のハイブリッド車、スペインで2024年5月撮影(2025年 ロイター/Jon Nazca)
[ブリュッセル 10日 ロイター] - ハイブリッド車は公称値よりもはるかに多くの二酸化炭素(CO2)を排出しており、欧州連合(EU)の排出目標達成に向けた低排出ガス車として認定されるべきではない。こうした見解を環境保護団体トランスポート・アンド・エンバイロメント(T&E)が10日発表した調査報告書で明らかにした。
欧州自動車メーカー幹部らは12日にEU欧州委員会のフォンデアライエン委員長と会談し、EUの自動車部門について議論する中で、CO2排出目標に対する不満を表明するとみられる。EU自動車業界の主要2団体は2週間前の書簡で、プラグインハイブリッド車(PHV)が目標達成において重要な役割を果たすとし、PHVへの規制強化を見送るよう要請している。
T&Eによると、欧州環境庁のデータではPHVモデルの実走行でのCO2排出量は1キロメートル当たり130グラム超と、公称値(30グラム未満)の約5倍に相当する。
T&Eのエグゼクティブディレクター、ウイリアム・トッツ氏は「PHVは低排出ガス車として販売されているが、実際の走行性能をガソリン車と比較すると酷似している」と指摘した。実走行と公称値の差異の主因は、電気のみで走行する割合を過度に甘く評価している点にあると分析した。
欧州委は2025─26年と27─28年に走行性能の見直しを計画している。T&Eは、それにより差異は縮まるものの、PHVの実走行での排出量はなお公称値を18%上回ると予想している。
欧州自動車工業会(ACEA)によると、24年のEUにおける新車販売に占める電気自動車(EV)の割合は13.6%に低下する一方、PHVを含むハイブリッド車の割合は38%に上った。
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