森山幹事長の辞表、適切に判断する＝石破首相

　９月２日、石破茂首相（自民党総裁）は、自民党の両院議員総会後、官邸で記者団の取材に応じ、森山裕幹事長から提出された辞表について「進退は任命権者に任せるという話だった。私として適切に判断する」と述べた。都内で８月１日撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

Kentaro Sugiyama

［東京　２日　ロイター］ - 石破茂首相（自民党総裁）は２日午後、自民党の両院議員総会後、官邸で記者団の取材に応じ、森山裕幹事長から提出された辞表について「進退は任命権者に任せるという話だった。私として適切に判断する」と述べた。

自民党は同日、参議院選大敗の要因を分析した総括文書を取りまとめたのを受け、両院議員総会を開催した。石破首相は総会の冒頭、敗北について改めて陳謝し、「地位にしがみつくつもりはまったくない」、「責任から逃れることなく、しかるべき時にきちんとした決断をする」などと述べた。