米関税収入、年5000億ドルはるかに超える可能性=財務長官

8月26日、ベセント米財務長官(写真)は、トランプ大統領の関税政策による関税収入が年間5000億ドルを超える可能性があるという見通しを示した。写真は6月、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)
David Lawder
[26日 ロイター] - ベセント米財務長官は26日、トランプ大統領の関税政策による関税収入が年間5000億ドルを超える可能性があるという見通しを示した。7月から8月にかけて大幅に増加し、9月にはさらに増える見込みという。
ベセント氏はホワイトハウスの閣議で、年間の関税徴収額を3000億ドルと見積もっていた自身の予想が低すぎると指摘。「7月から8月にかけて大幅に増加した。8月から9月にかけてもさらに大幅な増加が見込まれる。そのため、5000億ドルをはるかに超え、1兆ドルに近づくかもしれない。政権は財政赤字に大幅に削減した」と語った。
関税収入は、今年成立した共和党の減税・歳出法による財政赤字の拡大を相殺するだろう。議会予算局(CBO)は同法により今後10年間で財政赤字が3兆4000億ドル拡大すると試算している。
トランプ関税により、7月の関税収入は前年同月の70億ドルから210億ドル近く増加し、増加ペースは6月の200億ドルとほぼ同水準となった。ほぼ全ての貿易相手国の関税率は8月7日に大幅に引き上げられた。
財務省の25日の発表によると、8月22日時点で、同月に徴収した関税と物品税の合計額が296億ドルに達し、7月全体の徴収額と同額になった。
ベセント氏はまた、CBOが先週、トランプ氏の関税引き上げ措置により、向こう10年間で財政赤字が4兆ドル削減される可能性があるとの推計を発表したことに言及し、「この数字は今後さらに増加する可能性があると予想している」と述べた。
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