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米政府、疾病対策センター職員600人以上を解雇=AP

2025年08月21日(木)10時45分

米AP通信は20日、労組の米政府職員連合(AFGE)の情報として、米疾病対策センター(CDC)の職員少なくとも600人が永久解雇通知を受け取ったと報じた。写真は6月25日、ジョージア州アトランタで撮影(2025年 ロイター/Megan Varner)

[20日 ロイター] - 米AP通信は20日、労組の米政府職員連合(AFGE)の情報として、米疾病対策センター(CDC)の職員少なくとも600人が永久解雇通知を受け取ったと報じた。

通知は今週送られたが、まだ受け取っていない職員も多いという。CDCにはAFGEに加入している2000人以上の職員が在籍している。

米厚生省の報道官は解雇の事実を確認したが、対象人数は明らかにしなかった。AFGEはロイターのコメント要請に即座に答えなかった。

トランプ米政権は4月から、医療関係の政府機関で1万人規模の大量解雇に着手している。

連邦裁判所判事は先週、性感染症、生殖に関する健康、先天性障害など、CDCの複数の部門について職員を保護する暫定判決を下した。しかし、この判決では他のCDC職員は保護されず、他部門での解雇が最終決定されたとAPは報じた。

APによると、解雇により影響を被るプロジェクトにはレイプ、児童虐待、若年層のデート暴力を防止する業務が含まれている。

ロイター
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