トランプ氏「習氏との会談求めず」、招待に応じる形の訪中に含み

7月29日、トランプ米大統領は中国の習近平国家主席との会談を求めてはいないが、習主席の招待に応じる形で訪中する可能性はあると語った。写真は2019年6月、大阪市で会談する両首脳(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
[29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日、中国の習近平国家主席との会談を求めてはいないが、習主席の招待に応じる形で訪中する可能性はあると語った。
トゥルース・ソーシャルに「中国に行くかもしれないが、それは習氏の招待に応じてのことだ。そうでなければ、興味はない!」などと投稿した。
関係筋が以前、ロイターに語ったところによると、トランプ氏と習氏の側近は、今年後半に予定されている米大統領のアジア訪問中に両首脳が会談する可能性について話し合っている。
アジア訪問は、トランプ大統領の2期目就任以来、両首脳が直接顔を合わせる初の機会となる。
会談の計画は確定していないが、両国の間では、10月30日から11月1日まで韓国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際にトランプ大統領が中国に立ち寄る案や、首脳会議の合間に会談する可能性などが議論されているという。