ニュース速報
ワールド

ボルソナロ氏の逮捕見送り、SNS制限違反問題でブラジル最高裁

2025年07月25日(金)15時36分

 7月25日 ブラジル最高裁は24日、クーデターを計画したとして起訴されたボルソナロ前大統領(写真)がSNS(交流サイト)利用制限に違反したことについて、単発の事案だとして逮捕は見送ると発表した。写真は24日、ブラジルの首都ブラジリアで撮影(2025年 ロイター/Jorge Silva)

[ブラジリア 24日 ロイター] - ブラジル最高裁は24日、クーデターを計画したとして起訴されたボルソナロ前大統領がSNS(交流サイト)利用制限に違反したことについて、単発の事案だとして逮捕は見送ると発表した。ただし、再び違反があった場合は勾留する可能性があると警告した。

最高裁は18日、ボルソナロ氏に電子監視装置の装着やソーシャルメディアの利用禁止、外交官との接触停止を命じた。

問題となったのは、ボルソナロ氏が記者と懇談し、それがSNSに投稿されたことで、最高裁は21日、同氏の弁護団に説明を求め、応じなければ逮捕命令を出す可能性があると警告した。

最高裁は24日、ボルソナロ氏の発言を息子がSNSに投稿したと指摘し、裁判所の命令に従わなかったことは「間違いない」としたが、今回の違反が「単発」だとして、逮捕命令は必要ないとした。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

台湾でリコール投票始まる、野党議員24人の解職に是

ワールド

OPECプラス、有志8カ国の増産方針維持 28日の

ワールド

トランプ大統領、ロシアとの核軍縮合意「失効望ましく

ビジネス

アングル:低迷ヘルスケア株、浮上の鍵は米薬価政策巡
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:山に挑む
特集:山に挑む
2025年7月29日号(7/23発売)

野外のロッククライミングから屋内のボルダリングまで、心と身体に健康をもたらすクライミングが世界的に大ブーム

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 2
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心中」してしまうのか
  • 3
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や流域住民への影響は?下流国との外交問題必至
  • 4
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 5
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 6
    機密だらけ...イラン攻撃で注目、米軍「B-2ステルス…
  • 7
    レタスの葉に「密集した無数の球体」が...「いつもの…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「電力消費量」が多い国はどこ?
  • 9
    羽田空港に日本初上陸! アメックス「センチュリオン…
  • 10
    アメリカで牛肉価格が12%高騰――供給不足に加え、輸入…
  • 1
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 2
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人口学者...経済への影響は「制裁よりも深刻」
  • 3
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞の遺伝子に火を点ける「プルアップ」とは何か?
  • 4
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 5
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 6
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家…
  • 7
    「カロリーを減らせば痩せる」は間違いだった...減量…
  • 8
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 9
    父の急死後、「日本最年少」の上場企業社長に...サン…
  • 10
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 6
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 7
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 8
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 9
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 10
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中