バングラデシュ空軍機墜落事故、死者27人に 当局発表

7月22日、現地当局によると、バングラデシュの首都ダッカで訓練中の空軍の戦闘機が学校の建物に衝突し墜落した21日の事故で、少なくとも27人が死亡、子どもを含む88人が病院で治療を受けている。事故現場の様子(2025年 ロイター/Mohammad Ponir Hossain)
Ruma Paul
[ダッカ 22日 ロイター] - バングラデシュの首都ダッカで訓練中の空軍の戦闘機が学校の建物に衝突し墜落した21日の事故で、少なくとも27人が死亡、子どもを含む88人が病院で治療を受けている。当局が22日に発表した。
事故があった戦闘機は中国製のFー7BGI。軍は離陸直後に技術的な問題が発生したとしている。
保健担当首席顧問の特別補佐官は記者団に対し、27人が死亡し、88人がやけどで入院したと述べた。
政府は服喪の日を宣言し、半旗を掲げ、全ての礼拝所で特別な祈りを捧げると発表した。
パイロットも死者に含まれている。軍は事故を調査する委員会を設置した。
先月にはインド西部の都市アーメダバードで、242人が搭乗したエア・インディアの旅客機が離陸直後に医科大学の宿舎に墜落する事故が起きたばかり。この事故では乗員乗客241人と地上にいた19人が死亡、過去10年間で世界最悪の航空事故となった。