サウジ、OPECプラスの自主減産目標を完全順守 IEAに反論

サウジアラビアのエネルギー省は11日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成するOPECプラスの協調減産と別に実施している自主減産の目標を完全に順守してきたとし、6月の市場向け原油供給量は日量935万2000バレルで原油生産の割当量と一致していると述べた。写真はサウジアラビア東部ラスタヌラにあるサウジアラムコの石油精製所と石油ターミナル。2018年5月撮影(2025年 ロイター/Ahmed Jadallah)
[11日 ロイター] - サウジアラビアのエネルギー省は11日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成するOPECプラスの協調減産と別に実施している自主減産の目標を完全に順守してきたとし、6月の市場向け原油供給量は日量935万2000バレルで原油生産の割当量と一致していると述べた。
国際エネルギー機関(IEA)は7月の石油市場リポートで、サウジの6月の原油生産がOPECプラスの同国の生産目標である日量937万バレルを43万バレル超過し、日量980万バレルだったと述べた。
OPECプラスはサウジが主導して、2022年にIEAのデータ利用停止を決定した。
エネルギー省は声明で「生産量が一時的に供給量を上回ったが、超過分は国内でも国外でも販売されていない」と述べた。また、若干の超過分は国内在庫の積み上げや東西間の流通量の最適化、長期的な供給戦略に基づく洋上貯蔵施設向けの再配置といった予備的措置として配分し直したと説明した。
OPECプラスは6日、8月の原油生産を日量54万8000バレル増やすことで合意した。過去3カ月間に実施した日量41万1000万バレルの増加幅を上回る。
OPECプラスは世界の原油生産量の約半分を生産しており、22年から相場の下支えを目的に生産量を削減してきた。しかし、トランプ米大統領がガソリン価格を抑制するため生産量の拡大を求めており、25年は市場シェアの回復に向けて方針を転換した。
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