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トランプ氏、「エプスタイン騒動」巡りFBI副長官と電話

2025年07月14日(月)11時37分

 トランプ米大統領は13日、性的人身売買で起訴された富豪ジェフリー・エプスタイン被告の死や「顧客リスト」に関する調査を巡る騒動を静めようと、連邦捜査局(FBI)のボンジーノ副長官と電話で話をしたと明らかにした。ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Annabelle Gordon)

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、性的人身売買で起訴された富豪ジェフリー・エプスタイン被告の死や「顧客リスト」に関する調査を巡る騒動を静めようと、連邦捜査局(FBI)のボンジーノ副長官と電話で話をしたと明らかにした。

辞任を検討していると報じられたボンジーノ氏がその地位にとどまるかどうか記者団から尋ねられると、「そう思う。彼ときょう話をした。ボンジーノはとてもいい男で、彼とは長い付き合いだ」と述べた。

ボンジーノ氏は、勾留中だった2019年に死亡したエプスタイン被告の問題に長年疑念を抱く一部のトランプ氏支持基盤の代弁者となっている。

同被告の死は自殺と判断され、このほど発表されたFBIと司法省の共同メモは被告の死と「顧客」を巡る陰謀説を裏付ける証拠はないと説明した。

実業家イーロン・マスクら保守派インフルエンサーはボンディ司法長官とパテルFBI長官を批判。FOXニュースやNBCニュースなどは、ボンジーノ氏がこの問題でボンディ氏と衝突し、辞任を検討していると報じていた。

パテル氏と元保守系ポッドキャスターのボンジーノ氏はFBI入りする前、「顧客リスト」について発言したことがあり、政府がエプスタイン被告に関する情報を国民から隠していると示唆していた。

ロイター
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