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中国北部・西部、大雨に警戒態勢 各地で鉄砲水や地滑り

2025年07月03日(木)12時36分

[北京 3日 ロイター] - 中国各地で大雨に伴う鉄砲水や地滑りが発生する中、北部と西部でも3日に警戒態勢に入った。雨は南西部の四川省から北西部の甘粛省を通り、東北部の遼寧省まで移動した。

国営メディアによると、中国中部の河南省太平鎮では集中豪雨で近くの川が決壊し、鉄砲水で5人が死亡、3人が行方不明となったことを受け、2日に1000人以上の救助隊が派遣された。

3日朝までに、首都北京に向かう一部の列車は運行を見合わせ、北京の空港の一つでは2日夜からきょう未明にかけてフライトの遅延や欠航が発生した。

自然災害による経済損失は昨年7月には100億ドルを超えた。

地元メディアによると、中国南西部の広西チワン族自治区では、水分を多く含んだ土台が崩れたため、この2日間で数棟の建物が丘の斜面から滑り落ちた。

一方、中国東部沿岸では猛暑予報が出ている。

ロイター
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