プーチン氏、ウクライナと協議継続の用意表明 交渉担当者「常に連絡」

ロシアのプーチン大統領は27日、ロシアにはウクライナと新たな和平交渉を実施する用意があると述べた。5月撮影の提供写真(2025年 ロイター/Sputnik/Alexander Kazakov/Pool via REUTERS)
[モスクワ 27日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は27日、ロシアにはウクライナと新たな和平交渉を実施する用意があると述べた。日時や開催場所についてはまだ合意に至っていないものの、トルコのイスタンブールで再度開催する可能性もあるとしている。
ロシアとウクライナはこれまでに2回の直接協議を実施。プーチン氏は訪問先のベラルーシの首都ミンスクで記者団に対し、これまでの協議で双方が提出した提案には大きな相違があったとしながらも、対話を継続することで溝を埋めることができると期待していると語った。
ロシアとウクライナの交渉担当者は常に連絡を取り合っているとしたほか、ロシアは戦死した3000人を超えるウクライナ兵の遺体を返還する用意があると述べた。