ブラジル中銀、2年後インフレ目標未達の予測 金利は据え置き方針

6月26日、ブラジル中央銀行は、2027年までにインフレ目標の3%を達成できないとする最新予測を示しながらも、政策金利を据え置く戦略に自信を持っていると表明した。写真は同社のロゴ。ブラジリアで2024年12月撮影(2025年 ロイター/Adriano Machado)
[ブラジリア 26日 ロイター] - ブラジル中央銀行は26日、2027年までにインフレ目標の3%を達成できないとする最新予測を示しながらも、政策金利を据え置く戦略に自信を持っていると表明した。
ガリポロ総裁は記者会見で、中銀のインフレ目標に対して全面的に取り組む姿勢に変わりはないと述べた。中銀は先週、政策金利を0.25%引き上げてほぼ20年ぶりの高水準となる15%とし、金利をこの水準に「とても長い期間維持する」ことを示唆した。
中銀は26日公表した四半期金融政策報告で、27年末時点の年間インフレ率を目標の2%より高い3.2%と予測した。中銀のインフレ目標は上下に1.5%の許容範囲がある。
現在の金融政策を決定する基準となる26年第4・四半期のインフレ率は3.6%と予測した。
ガリポロ氏は「2年半後でも目標に届かないというインフレ予測をどうとらえるか」との質問に対し、中銀の予測は民間エコノミストの週次調査の金利中央値を考慮したと説明。ただ「インフレ目標の中心点にたどり着くにはいくつかの道筋がある」と述べ、予測が中銀の実際にたどる政策の道筋を必ずしも示していないと強調した。
ガリポロ氏は現在の15%の政策金利水準がどれくらいの期間続くか明言できないとし、中銀が戦略として「成果を上げている」というデータに基づいた対応を維持すると語った。今回の利上げがインフレ予測にどのように影響し得るのか詳細な説明はしなかった。
ガリポロ氏は利上げの可能性を判断する際に、単一の経済指標よりもむしろ広範な経済指標を評価すると述べた。
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