ニュース速報
ワールド

イスラエル諜報機関トップ、イラン任務で諜報員称賛 警戒継続表明

2025年06月26日(木)11時37分

 イスラエルの諜報機関モサドのデビッド・バルネア代表は、対イラン作戦で諜報員らが担った役割を称賛するとともに、米中央情報局(CIA)に感謝の意を表した。写真はテルアビブで2023年1月撮影(2025年 ロイター/Amir Cohen)

[25日 ロイター] - イスラエルの諜報機関モサドのデビッド・バルネア代表は、対イラン作戦で諜報員らが担った役割を称賛するとともに、米中央情報局(CIA)に感謝の意を表した。その上で、警戒を続ける姿勢を示した。

25日に放送された諜報員へのビデオメッセージで、「われわれは引き続き警戒を怠らず、把握しているイランのプロジェクト全てを徹底的に監視していく。これまでと同じように、われわれはそこにいる」と語った。

イスラエルの安全保障関係者は同国によるイラン核・軍事施設への空爆が始まった13日、兵器システムを破壊するためにモサドの工作員がイランに送り込まれたとロイターに語っていた。イスラエル軍とモサドはこの攻撃を実行するにあたり、必要な情報などで何年も連携し準備してきたという。

バルネア氏は「われわれの主要なパートナーであるCIAの共同活動に対し、感謝と敬意を表したい」と述べ、CIAがモサドを支援し、作戦を可能にしたと語った。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザで21人死亡、学校など空爆 調停国が停戦交渉呼

ワールド

トランプ氏、26年度国防予算でドローンとミサイル増

ビジネス

H&M、3─5月売上高が予想以上に減少 「消費者は

ワールド

中国南部で大洪水、貴州省では6人死亡 災害拡大リス
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係・仕事で後悔しないために
  • 3
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 4
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 5
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 6
    【クイズ】北大で国内初確認か...世界で最も危険な植…
  • 7
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 8
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    韓国が「養子輸出大国だった」という不都合すぎる事…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 7
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 8
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 9
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 10
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中