米国務省、ウクライナで米国人1人の死亡確認 ロシアの攻撃非難

米国務省のタミー・ブルース報道官は17日、ウクライナの首都キーウへの夜間攻撃により米国人1人の死亡が確認されたとし、米国はロシアによるこの攻撃を非難すると述べた。3月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
Humeyra Pamuk
[ワシントン 17日 ロイター] - 米国務省のタミー・ブルース報道官は17日、ウクライナの首都キーウへの夜間攻撃により米国人1人の死亡が確認されたとし、米国はロシアによるこの攻撃を非難すると述べた。
ブルース報道官は記者会見で、昨晩のキーウへの攻撃により、米国人1人の死亡を含む多数の死傷者が出たと言及。その上で、「われわれはこれらの攻撃を非難するとともに、犠牲者と被害を受けた方々のご家族に心から哀悼の意を表する」と述べた。
キーウのビタリ・クリチコ市長は17日、対話アプリ「テレグラム」への投稿で、同市への夜間空襲により62歳の米国人1人の死亡が確認されたと発表。他の詳細については明らかにしなかった。
キーウなど各地で17日未明、ロシアのドローン(無人機)やミサイルによる大規模攻撃があり、ウクライナ当局によると、少なくとも16人が死亡し、134人が負傷。今年に入って行われたキ ーウに対するロシアの攻撃としては最悪規模とみられる。