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英経済成長率予測を下げ、今年は1.2%に 増税と米関税で=CBI

2025年06月18日(水)09時35分

 6月18日、英産業連盟(CBI)は、給与税引き上げとトランプ米大統領の関税による逆風のため、2025年と26年の経済成長率予測を下方修正した。ロンドンで3月撮影(2025年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 18日 ロイター] - 英産業連盟(CBI)は18日、給与税引き上げとトランプ米大統領の関税による逆風のため、2025年と26年の経済成長率予測を下方修正した。

今年の成長率は1.2%となる見込み。昨年12月時点の予測は1.6%だった。来年については1.5%から1.0%に引き下げられた。

CBIによると、人件費の増加が企業の雇用や投資計画に影響を及ぼしており、物価の上昇や利益の減少も予想される。

今回の予測はイスラエルとイランの衝突が先週勃発し、原油価格を押し上げる前の情勢を基にしている。CBIは、英国の家計、企業、インフレへの影響を注視していると表明した。

ロイター
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