具体的な内容注視、一連の措置は極めて遺憾=米鉄鋼関税で官房長官

林芳正官房長官は2日午前の会見で、トランプ米大統領が鉄鋼・アルミニウム製品にかける追加関税を50%に引き上げると表明したことについて「まずは、今後明らかになる措置の具体的な内容を注視していく」としたうえで、「米国政府による一連の関税措置は極めて遺憾であり、見直しを強く求めていく」と述べた。2023年12月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Ami Miyazaki
[東京 2日 ロイター] - 林芳正官房長官は2日午前の会見で、トランプ米大統領が鉄鋼・アルミニウム製品にかける追加関税を50%に引き上げると表明したことについて「まずは、今後明らかになる措置の具体的な内容を注視していく」としたうえで、「米国政府による一連の関税措置は極めて遺憾であり、見直しを強く求めていく」と述べた。
トランプ氏は30日、ペンシルベニア州の製鉄所で演説し、輸入される鉄鋼とアルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き上げる計画を表明した。