ニュース速報
ワールド

英リバプールのパレード車突入、薬物運転や殺人未遂容疑で男逮捕

2025年05月28日(水)08時38分

 5月27日、英北西部リバプールでサッカーのプレミアリーグを制した地元クラブ、リバプールの優勝パレードに車が突っ込み、50人以上が負傷した事件で、警察当局は53歳の男を殺人未遂、危険運転、薬物の影響下にある運転の疑いで逮捕したと発表した。写真はリバプール中心部の現場付近に立つ警察官。同日撮影(2025年 ロイター/Phil Noble)

Phil Noble Sachin Ravikumar

[リバプール(英国) 27日 ロイター] - 英北西部リバプールでサッカーのプレミアリーグを制した地元クラブ、リバプールの優勝パレードに車が突っ込み、50人以上が負傷した事件で、警察当局は27日、53歳の男を殺人未遂、危険運転、薬物の影響下にある運転の疑いで逮捕したと発表した。

26日に発生したこの事件では、重傷者2人を含む27人が病院に搬送されて11人が入院したが、全員容体は安定しているという。負傷者には子どもも含まれている。

当局は、事件は単独犯によるもので、テロ行為ではないとの認識を示した。

警察は事件から約2時間後に、容疑者がリバプール地域に住む53歳の白人英国人男性と発表。元警察官や地元の議員らは、イスラム主義者の犯行というソーシャルメディアのうわさを否定するために、こうした声明が必要だったと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米関税、韓国自動車輸出への影響大 鉄鋼・半導体も懸

ビジネス

日経平均は反発、米関税差し止め命令やエヌビディア株

ビジネス

超長期金利「上昇大きく」、市場意識した財政運営求め

ワールド

関税よりも投資を訴え、高関税による経済繁栄はない=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 2
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「地上で最も幸せな場所」に家を買う方法と「必要な覚悟」
  • 3
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 4
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 5
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 6
    【クイズ】世界で2番目に「金の産出量」が多い国は?
  • 7
    「まさかの敗北」ロシアの消耗とプーチンの誤算...プ…
  • 8
    中国戦闘機「殲10」が仏機を撃墜...実力は本物? 世…
  • 9
    広島・因島の造船技術がアフリカを救う?...「もみ殻…
  • 10
    「餓死しない程度に飢えさせろ」...イスラエルの最大…
  • 1
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 2
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 3
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 4
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 5
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 6
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンラン…
  • 7
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 8
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワ…
  • 9
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 10
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 6
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 8
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 9
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 10
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中