EXCLUSIVE-米FEMA局長代行解任、議会証言前から計画 政権と溝=関係筋

米連邦緊急事態管理局(FEMA)のキャメロン・ハミルトン局長代行がFEMA廃止に反対する議会証言を行った翌日に解任されたことについて、証言前から解任の動きがあり、同氏も解任を予期していたことが関係者の話で明らかになった。写真は、ハリケーンによる洪水で被害を受けた地元民がFEMAの仮設ステーションに入る様子。2024年10月、ノースカロライナのマリオンで撮影(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)
[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦緊急事態管理局(FEMA)のキャメロン・ハミルトン局長代行がFEMA廃止に反対する議会証言を行った翌日に解任されたことについて、証言前から解任の動きがあり、同氏も解任を予期していたことが関係者の話で明らかになった。
関係者によると、FEMAを管轄する国土安全保障省(DHS)は7日の議会証言当日にFEMAの警備担当者に、ハミルトン氏の入庁許可証を無効にし、同氏を建物から退去させるよう指示した。
これに対し、FEMA当局者は、そうなればハミルトン氏の議会証言は中止せざるを得なくなり、災害対応機関であるFEMAに対する懸念をあおることになると警告したという。
その結果、DHS側は態度を軟化させ、ハミルトン氏は議会で証言した。FEMAの全面的な廃止検討を公言していたトランプ大統領の方針に反し、FEMA解体を支持しないと明言した。
ハミルトン氏は翌日解任され、議会証言に対する懲罰的な措置と広く受け止められた。ホワイトハウスもこの見方を否定しなかった。
しかし関係者によると、ハミルトン氏はFEMA当局者から組織の擁護者と見なされるようになっており、トランプ氏の側近らはFEMA縮小に向けた行動が不十分だとして以前から同氏の更迭を望んでいたという。
ハミルトン氏はトランプ氏の熱心な支持者で、FEMA局長代行に就任した当初はFEMAの役割や職員に対して懐疑的だった。しかし、FEMAの各部署を視察し職員らと交流する中で、同氏はFEMAには改革が必要であるものの、災害対応において依然として重要な役割を担っていると認識するようになったという。
こうしたハミルトン氏の態度の変化がFEMAに対して「甘過ぎる」とみなされ、ノーム国土安全保障長官やトランプ氏の顧問を務めるコリー・ルワンドウスキー氏らとの溝を深めることになった。
DHSの報道官はハミルトン氏の更迭を巡るこうした見方について問われ、「不確かな憶測にすぎない」と回答した。ハミルトン氏は解任されたのではなく、現在は教育省の上級顧問を務めていると述べた。
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